グリーンチャンネルの「競馬場の達人」に出演した武ジョッキー。
ご覧なられたことは、ありますでしょうか?
2013年に園田で豊さんが馬券勝負をしている映像なんですが、
グリチャのアーカイブで見られるんですけど
まー、すごいの、なんの。
あっさり34万もプラスにしてフィニッシュ。
恐るべし、流石レジェンド。
ユタカさんは馬券も上手い!ってのは割と有名な話ですよね。
でもエンディングでは耳を疑うヒトコトが。
「きょうはちょっとダケ勝ちました」と。
????????
ちょっとだけ???
いやいや、僕からしたら34万なんてチョットだけなはずないので
驚きの一言ではあるんですけど。
でもよくよく考えたら、ユタカさんほどの方からしたら、
そりゃそうですよね。
ここのサイトに書いてあるのを鵜呑みにしてみると、
年に1億は稼ぐそうですから。
プラス35万なんて、
鼻くそみたいなもんですよね。
と、いうことは、、、
軍資金自体も、
年収とか手取りからしたら
チョビットだけ
なんだろうなぁって思いまして。
計算してみたら、園田の1日に関しては、
おそらく豊さん、一か月のジョッキーでの稼ぎの3%くらいしか競馬に使ってないです。
たったの3%だけ
たぶんこれなんですよね、
感情的にならずに競馬するヒントって。
自分の稼ぎに対してのギャンブルの比率がものすごく低いんですよね。
そこで僕からあなたに質問です。
あなたは、月あたりの軍資金、手取りの何パーセントくらいで設定していますか?
それは、ハズレても感情的にならないくらい、低い金額での設定ですか?
いっそのこと、武豊を見習って、
ハズレてもスマートでいられる軍資金を
再設定してみませんか!
ってことで、今回は
武豊のようにスマートに、
スケベ根性がわかずに
競馬ができる軍資金のヒントを探ってみようと思います。
武豊に学ぶ、スマート軍資金の最適解
番組内の豊さんの競馬を楽しんでる姿って、つねに淡々とスマートに競馬してるんですよね。映像みるかぎり、当てたくてたまらない感じや、カネカネなってる感じもないですしね。ギリギリのギャンブルをしてないからこそ、スケベ根性なしに競馬できるんだろうなって思います。当たっても、はずれても、メンタルの折り合い抜群にみえます。つねに、心に余裕がある。感情的にならず、スマートに競馬をやるための軍資金ってどんくらいなんでしょうか?ちょっと考察していきます。
ます、豊さんのジョッキーとしての年間の賞金が
1億円だとして。
税金で半分もってかれて手取りが5000万だとする。
(いや実際競馬以外の収入あるでしょうから余裕でもっとあるのは確実ですが)
とりあえず分かりやすく手取り5000万だとしましょう。
12か月で割ると、月の手取りは
416万円(年収1億想定なら)
ってことになります。
で、月あたりの手取りがザックリと見立てがたったので、
ユタカさんが手取りの何パーセントくらいを軍資金にしていたか?
ってのを考えると、、、
まず、
ユタカさんの「競馬場の達人」出演時の園田での合計支出金額が、
35万でした。
厳密な軍資金の額は話していなかったので、この35万円が軍資金だったと仮定します。
(おそらくもうちょいあったでしょう)
すると、、、
【年収1億想定、月の手取り416万円の場合】
35万円(馬券代)÷416万円×100
= 8.14%
【年収2億想定、月の手取り833万円の場合】
35万円(馬券代)÷833万円×100
= 4.2%
【年収3億想定、月の手取り1248万円の場合】
35万円(馬券代)÷1248万円×100
= 2.8%
こんな感じで計算が出来ました。
ユタカさんが園田で競馬した「とある1日」の支出の、
月の手取りに対する割合は
多くて8%、少なくて3%くらい。
つまり、スケベ根性ださずに、感情的にならずに
武豊のようにスマートに競馬ができる金額ってのは、
「手取りに対して3%から8%」くらいだよね
ってことが、豊さんをヒントに算出できたことになります。
あくまでこれは、たった1日のみの数字ですし、
もしかしたら、プライベートではもっと賭けてる可能性もありますが。
ハズレてもガックシきてる様子もないですから、
負けても痛くも痒くもない金額であることには違いないです。
それが手取りの3%から8%くらい。
まーでも、
8%って、割と大きいし。
なので3%のほうを採用して。
このくらいで軍資金を設定して競馬をするってのが、
「身の丈ケイバ」のヒントにもなると感じます。
これを踏まえて僕は、
月あたりの軍資金を「手取り3%以内」ってことで
ルールを決めてやっています。
1日ごとじゃなくて、月ごとです。
なによりスケベになると、パドックに色眼鏡かかってしまいますからね。
フラットに馬をみるためにも
こんくらい低めの軍資金設定がいいと思って。
はずれたときのストレスも小さいですしね。
以下、手取り月収ごとの3%軍資金を書いておきます。
スマート軍資金(手取り月収ごと)
以下にリスト化してみます。是非、自分の手取りに0.03を掛けて計算して、比較してみてください。
月の手取り スマート軍資金
(手取り3%)
手取り20万円 → 月6000円
手取り30万円 → 月9000円
手取り40万円 → 月12000円
手取り50万円 → 月15000円
手取り60万円 → 月18000円
手取り70万円 → 月23000円
手取り80万円 → 月24000円
手取り90万円 → 月27000円
手取り100万円 → 月30000円
——————————————————-
こんな感じです。
この範囲のなかで競馬をたしなめれば、外れてもそんなにカッとすることなく
スケベ根性も湧きづらい金額、つまりサクセスバイアスでキングヘイロー福永になりにくい金額ってことだと思います。
ちなみに僕は月の軍資金は1万円以下にしています。
JRAのネット投票の口座には10万円ほど入金してありますが、
月に使っていい金額は、10000円以下にしてます。
去年までは1レースあたり10000円以上を賭けていましたから、
ほんとに身の丈に合わない買い方だったなと思います。
だいたいね、
年に億を稼ぐ豊さんが1レースあたり多くて6万円くらいなのに
月収30万そこらの僕が1レースあたり1万円を溶かしまくっていた去年とか
まじで異常すぎた(笑)。
こないだTCKにデムーロきてたけど、豊さんとのトークショーで
「(1レースあたり)5000円はずしてションボリ」
だなんて話してた!
ユタカさんもデムーロさんも、JRAの超1流ジョッキーで
俺たち一般庶民とはケタ違いに稼いでいるのに、
大勝負をするどころか、チョビットしか買ってないんですよね。
デムーロですら5000円
一般庶民だからこそ、一発儲けて、つかの間の勝利を掴みたい気持ちはわかります。
日常のウップンとか、満たされない何かを競馬の的中で埋めようとしたくなるもんですよね。
僕は日ごろの欲求不満を万札に込めて散財しまくってました。
で、たまに当たっても、一瞬だけ脳汁でて、少し満たされるんだけど、
根本的な欲求不満の解決にはならないと悟りました。
馬券当てて、プラスになっても、人生における幸せは手に入らない(笑)。
むしろ、もっともっとって、欠乏感と渇望感ばかりが増幅するし。
その先にあるのは、ただのギャンブル依存。
かなり不健全ですよね。。
であれば、一般庶民である僕だって、豊さんやデムーロさんみたいに
「ちょびっと」って感じる金額で買うのが
健全な金額なんかなって思います。
その「ちょびっと」ってのを、分かりやすく数字で表すと、3%。
手取り3%の月あたりの軍資金。
これがムキにならずに精神衛生的にも健康的に競馬を楽しめる適度なバランスなのかなって思います。
まとめ
軍資金は手取りの3%くらいであれば、武豊のようにスマートに競馬が楽しめる。
感情的になるのは、身の丈にあってない金額を賭けて、はずしている証拠。
競馬は感情的になるほど、負けるようにできている。
であれば、はずれても怒りが爆発しないような金額でやるべき。
その目安として、「月の手取り3%ルール」で1か月の軍資金を設定してみてはいかがでしょうか?
あるいは、月の固定費、年金税金保険、貯金、緊急な出費に対する準備金、その他の毎月出ていくお金から、残った分で競馬用の軍資金を用意する。
・・・ってのは当たり前中の当たり前ですが、意外と月の出費を把握していない人って多かったりもするようですし。
僕もマイルールを作って競馬するまでは、その辺の把握は雑だったですし。
まぁこれは計算が面倒だなって人もいると思うんで、そんな人はせめて「手取り3%ルール」を採用して競馬するのがオススメです。
賭ける金額は小さくなるけど、少額でも競馬が楽しめるマインドセットについては別記事でも書いています。↓にリンク貼っておくので、どうぞご覧ください。
以上です。ありがとうございました。KO
PS
手取り3%ルールのもと、1点300円しか買ってないのに熱狂しているアタオカの動画です↓
友人には複勝300円しか買わないなら競馬する意味ないから辞めちまえ!ってバカにされますし、
武豊のようにスマートに競馬できてるわけでもありませんが、
たった300円でも10000円勝負したときのように熱狂できる
ハズレても10000円溶かしたときのようなダメージもない
そんな高コスパを叶えてくれるのが、
マイルール × 見送りグセ × Paddock勝負(スリーコイン)の醍醐味っすね。
本音とルールに全ノッカリして、「馬券はそえるだけ」って感じです。