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ギャンブラーか?勝負師か?

どうもKOです。

ネットで競馬の格言を検索していたら、こんなのが見つかりました。

ギャンブラーと勝負師の対比が興味深いですね。


両者の違いは、


運を天に任せるか運を自分で仕切ろうとするか?


ということらしいです。


で、今回の記事で僕が言いたいことってのは、

行き当たりばったりなギャンブラーを卒業して

運を自分で仕切れる勝負師を目指そうぜ!ってのが

今回、言いたいことです。



そもそも、ギャンブラーと勝負師って、

「どっちも一緒じゃん、あんま変わらんでしょ(笑)」

って感じなんですけど。



まず、Paddock買いという視点から、僕なりに2つの違いを再定義してみたいと思います。


ギャンブラー型と勝負師型、なにが違うの?



まず、Paddock派におけるギャンブラー型ってのは、グリチャのPaddock映像やら現地でナマ馬を見たときに以下の行動パターンになりがちだと思うんです。


Paddockで歩く馬を見たら・・・

ギャンブラー型は
■つい我慢がきかず手を出してしまったり
■迷って迷って葛藤の末に、ムリして買ってしまったり
■はずれた直後に、ヤケクソ勝負に出てしまったり

↑これがPaddock派におけるギャンブラー型にありがちな行動パターンだと思うんです。一方で、


勝負師型は
■我慢がきいて、ひたすら勝負すべき馬を待てる
■少しでも迷ったら、そのレースを見送る
■はずれても、直後のレースでヤケクソ勝負しない


ってところでしょうか。もうちょい整理すると、


ギャンブラー型
■馬みたら、とにかく買っちゃう
=買い癖
■迷っても、ムリして買っちゃう
=ムリ癖
■ハズレ直後に、ヤケクソ勝負しちゃう
=ヤケ癖


勝負師型
■本命馬をひたすら待ち、コレってのだけ買う
=待ち癖
■迷ったら、潔くパスする
=パス癖
■ハズレ直後に、休む
=休み癖


↑こんな感じに整理できます。


カッコ内で表現しているように、
それぞれ「癖」のベクトルが逆方向なんですよね。


ギャンブラー型は、悪い習慣に染まっていて(買い癖、ムリ癖、ヤケ癖)、

勝負師型は、健全な習慣が染みついている(待ち癖、パス癖、休み癖)。



もっと言えば、ギャンブラー型

買い癖が → 待ち癖になり
ムリ癖が → パス癖になり
ヤケ癖が → 休み癖になったのが

勝負師型なのかもしれません。



こんな感じですね。

ざっくり、Paddock買いにおける
ギャンブラー型と勝負師型の特徴を整理して見ました。



で、整理できたところで、さっきの格言の ”ポイント部分” に戻ります。


ギャンブラーは運を天に任せる人種

勝負師は運を自ら管理する人種

とありました。


ところで、この、


「運の天まかせ」と「運の自己管理」の違い


って、どっから来てると思いますか?

僕は、ルールの有る・無しから来ていると思うんです。

メンタル管理のルールや、Paddockを見るルール、資金管理のルールが

無いのがギャンブラーで、

有るのが勝負師ってことです。

整理すると↓↓






ギャンブラー型

■ルールなしゆえに

■買い癖、ムリ癖、ヤケ癖が普通だから

手数、散財が増え

運の無駄遣い状態に陥る
 (運の天まかせ)




一方で、


勝負師型

■ルール有りゆえに

待ち癖、パス癖、休み癖が普通になり

手数、散財が減り

運の無駄遣いを防げる
 (運の自己管理)


このように、
「運の天まかせ(ギャンブラー型)」と「運を自己管理(勝負師型)」の根っこにあるものの違いは


ルールがあるかないかの違い

だと僕は思います。





あなたはどっちになりたいですか?

ギャンブラー型か、勝負師型か。

僕は運が悪いのは普通に嫌なので(笑)。運をマイルールである程度コントロールできる勝負師型なPaddock人生を歩んでいこうと思っています。

じゃあ、そろそろコノ記事のまとめに入ります。







自ら、運を仕切れ!(まとめ)

ギャンブラーは、運を天に任せる型

勝負師は、運を自ら仕切ろうとする型

マイルールを作らないで行き当たりばったりな馬券師は、ギャンブラー型

マイルールを作って自制する馬券師は、勝負師型


こんな感じでそれぞれを再定義してみました。

ギャンブラーも勝負師も言葉のニュアンスは似ていて、両者の違いってハッキリとは区別しにくいものだったとは思うんです。

でも、このように再定義してみると、改めてクッキリ分けられる別々なもんなんだなぁって、個人的には思います。


今回たびたび登場する「運」という概念って、手に取れるものではないから、自らのチカラでどうにかするって発想なんか思い浮かばないじゃないですか?

でも、よくよく考えてみたら、

ルールを作って、それに沿って競馬をする営みそのものが、運を自ら仕切っていること、そのものだよなぁ

って、腑に落ちるところがあるんです。

ここまで読んでくれてるアナタは恐らくマイルールを組んでの競馬を実践してる方だとは思うんですけど、「運を自分で仕切っている感」、ありませんか?

そんでもって、これを読んでいる、すでにマイルール実践しているアナタは、きっと勝負師なんですよ。

僕は行き当たりばったりな衝動に翻弄されてる数多のギャンブラーよりも、

ルール作ってやってる勝負師のが、地に足ついていてカッコいいなとも思います。



では締めに、前回の記事で触れた「サクセスバイアス」と「ハピネスバイアス」にからめて、今回の話しを終わりにします。




ギャンブラーはS型、勝負師はH型


前回の記事で共有したサクセスバイアス(S型)とハピネスバイアス(H型)って概念がありました。

どうもKOです。ようこそお越しくださいました。 今回は(予定では)12話つづくシリーズの1話めです。 シリーズ12話にわたって登場する重要概念の共有から入ります…
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これらに当てはめると、僕はギャンブラーはS型だと思うんです。

だって、「勝ちたい」「当てたい」「儲けたい」、そんな欲求がギャンブラーたる所以ですから。

サクセス(成功)に囚われた生き方だと思うんです。

S型の一方で、H型の特徴としては目先の利益にすぐ飛びつかない長期視点での立ち回りがH型としての特徴だと僕は思っていて。目の前のサクセス(成功)に焦ってない生き方とも言えます。

そうすると、勝負師ってのはギャンブラーと比較して、馬券の手数も減るでしょうし、目の前の「来るかもしれない」よりは、未来の「絶対にこれなら勝負になる」を待ち続けているわけですから。

そういった、長期目線って意味では、勝負師はH型だと思うんです。


■ギャンブラーはS型。目先の成功に囚われた人生。

■勝負師はH型。長期視点で目先の成功に執着のない人生。


なにより思い出してほしいのが、

サクセスバイアス(S型)に染まっているときは

Paddock相馬眼が曇る

ハピネスバイアス(H型)を意識して立ち回っていると

Paddock相馬眼が晴れてくる。

という話しを思い出してください。



であれば、S型気質なギャンブラー人生よりは、

H型気質な勝負師人生をチョイスしてった方がいいかなぁ?って思いませんでしょうか。



ではこの辺で終わります。ありがとうございました。KO


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